圧迫骨折のはじまり(母の場合)①
昨日の記事
yosa8050.hatenablog.com
の、圧迫骨折って、今はいろんなところで聞いたり、
病院にポスター貼ってあったり ご年配が近くにいなくても 知っている人が多いですよね。
でも、20年前は今ほどではなかった気がする。
もちろん、有名な疾患で 知っていたり、身近にその病気の人がいたり。
世の中では一般常識的だったかもしれない。
私が知らなかっただけってことだとおもう。
でも、父にも母にも持病がうんとこさあった私には
新しい何かの病気 なんて頭に浮かばなかった。
もともと、持病のシェーグレン症候群で、関節が腫れたり 体中に痛みが出たり ひどい倦怠感があるからそのせいだと思ってました。
3科くらいの通院をつきそって、
出された薬やシップや目薬について、これじゃだめだ!という母の希望を先生にお願いにいき、処方しなおしてもらう、ってのが日常茶飯事。
母と暮らし始めて間もないので、バトルも多々あった。そんななかで、気持ちに余白は全然なかった。
これは母の場合で、それぞれにみな違うと思うけれど、
うちのケースとして書いてみたいと思う。
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父が亡くなってしばらくしたら、
母の動きが重たくなった。
遅いとか、痛そう、ってよりも重い。
「うーーん」とうなって動き出すって感じ。
体の向きを変えるとき、歩き始めるとき、トイレでの動作、寝返り。
顔や肩だけ動いて そこから下がついてこない。
複合的に 体調が悪いんだな、としか捉えられなかった。
そのうち、歩くとヨレヨレと沈むようにへたり込んでしまう。
力が入らない、歩けない。 なぜか分からない私はとにかく不安だった。
「うーーん」から「ヨレヨレ」まで1~2か月だったと思う。
痛みが出てきたのはもう少し後だった。